「最近、肌のハリがなくなってきた」「髪にツヤがない」
「体型が崩れやすくなった」。
40歳代になると、20歳代や30歳代の頃とは違う
美容の悩みを感じることが増えてきます。
スキンケアや美容液にこだわることも大切ですが、若々しい美しさを保つためには、
外側からのケアだけでなく、毎日の食事から美容を支えることも重要です。
そんな「食べる美容」を意識する女性におすすめしたいのが、鮭です。
鮭は、良質なたんぱく質をはじめ、DHA・EPAなどのオメガ3系脂肪酸、
ビタミンDやビタミンB群、そして鮭の美しい赤色のもととなるアスタキサンチンなど、
女性の美容を内側から支える栄養素を含んでいます。
まさに、毎日の食卓に取り入れたい美容食材の一つです。

美しい肌や髪をつくる「たんぱく質」
美容を意識するなら、まず不足させたくないのが「たんぱく質」です。
肌、髪、爪など、私たちの体を構成するさまざまな組織の材料となるのがたんぱく質。
特に肌のハリを支えるコラーゲンもたんぱく質の一種です。
年齢とともに肌のハリや弾力が気になってくる40歳代では、
外側から美容液などを与えるだけでなく、
体をつくる材料を毎日の食事からしっかり摂ることが大切です。
髪も同じです。
髪の主成分は「ケラチン」というたんぱく質なので、
ダイエットなどで食事量を極端に減らしてしまうと、
髪の健康にも影響する可能性があります。
鮭なら、主菜として食べることで良質なたんぱく質を補給できます。
「肌も髪もきれいに保ちたい」という女性にとって、
鮭は非常に使いやすい美容食材なのです。
鮭の赤い色に注目!アスタキサンチン
鮭の美容パワーを語るうえで、特に注目したいのが「アスタキサンチン」です。
鮭の身が美しいオレンジ色をしているのは、
アスタキサンチンという赤い色素成分を含んでいるためです。
アスタキサンチンは抗酸化作用を持つ成分として知られています。
私たちは紫外線やストレス、激しい運動など、
日常生活のさまざまな場面で酸化ストレスにさらされています。
もちろん活性酸素は体に必要な働きもありますが、
過剰な酸化ストレスは美容や健康を考えるうえで無視できません。
そこで、食事から抗酸化成分を摂ることも、
美容を意識した食生活のポイントになります。
「いつまでも若々しい印象をキープしたい」という女性なら、
鮭に含まれるアスタキサンチンにも注目してみましょう。
オメガ3で内側から美しさをサポート
鮭には、DHAやEPAなどのオメガ3系脂肪酸も含まれています。
美容というと、つい脂質を避けてしまいがちですが、
脂質は決して「悪いもの」ではありません。
脂質は細胞膜などを構成する重要な栄養素であり、
健康的な体を維持するためにも必要です。
もちろん脂質は高エネルギーなので、摂り過ぎには注意が必要です。
しかし、脂質を極端に避けるのではなく、
どのような脂質を摂るかを考えることが大切。
魚に含まれるオメガ3系脂肪酸を食事に取り入れることは、
健康的な食生活を考えるうえで重要な選択肢の一つです。
「太りたくないから油は全部カット」という考え方ではなく、
量を意識しながら質にも目を向けましょう。
ビタミン類も美容をサポート
鮭にはビタミン類も含まれています。
特にビタミンDは、骨の健康などに関わる重要な栄養素です。
40歳代以降は、肌だけでなく骨や筋肉など、
体全体のコンディションを意識することが、
美しい姿勢やボディラインを保つためにも重要になってきます。
また、鮭にはビタミンB群なども含まれています。
ビタミンB群は、食事から摂った栄養素を
体内で利用するさまざまな代謝に関わっています。
美容は「特定の美容成分を一つ摂れば完成」というものではありません。
たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなど、
さまざまな栄養素をバランスよく摂ることが、
結果的に美しい肌や髪、健康的なボディラインを支える土台になります。
美容を意識するなら「鮭+野菜」
鮭を食べるときには、野菜も一緒に組み合わせるのがおすすめです。
例えば、
・鮭+ブロッコリー
・鮭+パプリカ
・鮭+ほうれん草
・鮭+きのこ
・鮭+トマト
・鮭+海藻
など。
鮭だけでなく、色とりどりの野菜を組み合わせることで、
さまざまなビタミンやミネラル、食物繊維なども摂りやすくなります。
美容を意識するなら、「何を食べないか」だけではなく、
「何を積極的に食べるか」という発想も大切です。
美容におすすめ!鮭の食べ方
鮭は調理方法によって、飽きずに楽しめるのも魅力です。
鮭のホイル焼き
鮭にきのこ、玉ねぎ、ブロッコリーなどを加えてホイルで包み、蒸し焼きにします。
油をたくさん使わずに調理でき、野菜も一緒に摂れるので、
美容を意識した夕食にぴったりです。
レモンやすだち、ポン酢などを使えば、さっぱりと食べられます。
鮭のグリル
シンプルに焼くだけでもおいしいのが鮭の魅力。
大根おろしやレモンを添えれば、さっぱりとした一品になります。
忙しい日でも手軽に作れるので、冷凍保存した鮭を常備しておくのもおすすめです。
鮭と野菜のスープ
鮭、きのこ、キャベツ、にんじんなどをスープにするのもおすすめ。
体が温まるだけでなく、野菜をたっぷり摂れるのがメリットです。
鮭のムニエル
鮭を香ばしく焼くムニエルも人気の料理。
ただし、バターや小麦粉、油などをたっぷり使うとエネルギー量が増えやすいため、
ダイエット中は使用量を控えめにするとよいでしょう。
「食べる美容」を始めるなら鮭を味方に
40歳代からの美容は、化粧品だけに頼るのではなく、
睡眠、運動、ストレスケア、そして毎日の食事を含めて
トータルで考えることが大切です。
その中でも食事は毎日繰り返すものだからこそ、
少しずつの積み重ねが重要になります。
鮭には、肌や髪などの材料となるたんぱく質、
DHA・EPAなどのオメガ3系脂肪酸、ビタミン類、
そして抗酸化成分として知られるアスタキサンチンなどが含まれています。
つまり鮭は、「健康のために食べる魚」というだけではなく、
「美しさを内側から支える食材」としても注目したい魚なのです。
もちろん、鮭だけを食べれば美肌になったり、若返ったりするわけではありません。
野菜、果物、大豆製品、卵、海藻、きのこなど、
さまざまな食品をバランスよく取り入れることが基本です。
そのうえで、普段の食卓に鮭を取り入れてみましょう。
「肌のハリも、髪のツヤも、健康的なボディラインもキープしたい」。
そんな美意識の高い40歳代女性にとって、
鮭は毎日の食事から始められる「食べる美容」の心強い味方になってくれるでしょう。

