白く透き通った美肌をいつまでも維持したいと願う女性にとって、
肌のトーンが暗くなり、なんだかさえないような顔色の印象を与えてしまう
肌の“くすみ”は、ぜひとも避けたいものですが
“くすみ”のお悩みを抱えている女性は大勢いらっしゃいます。
実際に、30歳代~40歳代にかけて、多くの女性が“くすみ”を実感されています。
そんな“くすみ”の原因は一つではなく、さまざまなことが挙げられますが、
最も一般的な原因は、角質肥厚によるものです。
角質肥厚とは、肌の乾燥やターンオーバーの乱れなどにより、
古くなった角質が剥がれ落ちずに肌の表面の角質が厚くなってしまう状態のことで、
この角質肥厚に陥ってしまった肌は、
角質細胞自体が若干黒みを帯びているので暗いトーンの“くすみ”としてあらわれます。
その他に、血行不良や紫外線などの原因による“くすみ”もありますので、
まずは、自分のくすみの状態をチェックし、それに合ったスキンケアを行いましょう!
☆ 肌の乾燥によるくすみ
肌の乾燥によるくすみは、表面の角質が毛羽立ち、カサカサの状態です。
毎朝、しっかりとセラミドやヒアルロン酸配合の美容液で保湿し、
角質をしっとりとうるおすことが必要です。
また、空気が乾燥しているときは加湿器を使い、
洗顔のし過ぎやタオルでゴシゴシと顔を擦らないように注意しましょう。
☆ ターンオーバーの乱れによるくすみ
まずは、ピーリング剤などを使って不要な古い角質を取り去り、
ターンオーバーを正常化させることが先決です。
角質肥厚が起きている状態で保湿美溶液などを塗っても、なかなか浸透しませんが、
一度、ピーリングで古い角質を取り去ると、浸透しやすくなります。
☆ 血行不良によるくすみ
肌の色は、血液の状態に大きく影響しています。
健康的で酸素が充分に行き渡っている血行の良い状態の肌は、
ピンクがかった肌色になりますが、冷えや運動不足による血行の悪い状態の肌は、
若干暗くなり、くすんで見え、くまも併発しているケースもあります。
適度な運動や十分な睡眠、マッサージ、体を冷やす食べ物は控えるなどして
血行を改善しましょう。
また、タバコも血行を悪くする可能性があるので控えましょう。
☆ 紫外線によるくすみ
紫外線対策を怠ることで、メラニン色素が過剰に生成されて発生する黒ずんだり、
茶色に見えるくすみです。
また、紫外線は、肌だけでなく、さまざまなところに悪影響を及ぼし、
毎日ジワジワと積み重なってダメージを与えますので、
外出するときは、必ず日焼け止め化粧品を塗って、
また、帽子をかぶったり、日傘を使うなど、しっかりと紫外線対策を行いましょう。