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タバコやストレスは老化を促進して肌トラブルの原因に・・・

 

肌の乾燥、ニキビ、シミ、シワ、くすみなどの肌トラブルを防いだり、

肌老化を少しでも遅らせようと、

スキンケアに人一倍気を使っている女性は多いと思います。

 

高価な化粧品を揃えて、毎日、肌のお手入れに多くの時間を費やして、

なんとか美肌を維持しようと地道に努力を続けています。

 

中でも、紫外線は美肌の大敵といわれ、

肌老化の原因の約8割も占めるといわれています。

 

紫外線を浴び続けていると、肌は「光老化」といわれるダメージを受け、

そのダメージが蓄積されると、シミをはじめ、

乾燥、シワ、くすみ、たるみなど、さまざまな肌トラブルが発生します。

 

また、肌の乾燥も、さまざまな肌トラブル発生の原因となり、

見た目年齢も高く見えて老けた印象を与えてしまいます。

 

こうした肌に悪影響を与える紫外線や乾燥に対して、日焼け止めを塗ったり、

保湿成分を含んだ美容液を与えるなど、肌の外側からのケアが必要ですが、

美肌を維持するためには、体の内側からのケアも考えなければなりません。

 

例えば、体の内側からのケアとしては、十分な睡眠時間を取り、

栄養バランスの良い食事を規則正しく摂るなど、

健康的な生活習慣が一番に挙げられますが、タバコやストレスも

肌に大きなダメージを与えて肌トラブル発生の原因をつくることになります。

 

しかし、まだまだそのダメージについての認識が甘く、

禁煙できず、ストレスも溜め込んでしまうという女性は少なくないようです。

 

タバコには、ニコチンという成分が含まれていますが、

このニコチンは血管を収縮させて血流を悪化させてしまいます。

 

すると、肌細胞に必要な栄養素や酸素が行き届かなくなって、

肌トラブルを引き起こします。

 

ちなみに、血流の悪化から体温が下がり、

タバコ1本吸うことで肌の表面温度は、2~3℃下がるといわれています。

 

さらに、栄養素の減少も指摘されており、

ビタミン類やビオチニンなどが大量に消費されて、肌荒れ、くすみ、

しっしんなどの肌トラブルだけでなく、脱毛や白髪も招くようになります。

 

そして、肺ガン、喉頭ガン、食道ガン、胃ガン、心筋梗塞、脳梗塞など、

さまざまな病気の発症に関わり、

美容だけでなく健康面にも悪影響を及ぼしてしまいす。

 

 

一方、ストレスは“万病のもと”とまでいわれていますが、

現代社会で生きる女性は、仕事関係や友人との付き合いなどから、

過度なストレスを抱えるようになっています。

ストレスが溜まってくると、

ストレスホルモンと呼ばれている「コルチゾール」という成分が多量に分泌されます。

 

すると、男性ホルモンが増加し、それに対して女性ホルモンが減少して、

肌荒れやニキビなどの肌トラブルを招き、

さらに、自律神経のバランスが乱れて、睡眠の質が低下し、

健康的な生活習慣を送れなくなってしまいます。

 

また、老化を促進する活性酸素を多量に発生させてしまいます。

 

活性酸素とは、老化を促進する悪玉酸素のことで、

増え過ぎると細胞を酸化させてサビつかせ、

炎症を起こすなどして肌トラブルの原因をつくります。

 

このように、美肌を維持して、少しでも老化を遅らせたいと願う女性にとって、

タバコとストレスは、紫外線や乾燥と同じように必須ケアとなります。

 

中には「タバコを吸うと落ち着くので精神的にいい・・・」とか、

「タバコはストレス解消になる・・・」と思っている女性もいらっしゃるようです。

 

しかし、それは、ニコチンによる禁断症状が和らぐだけで、

決して、精神的に良かったり、ストレス解消になるというわけではありません。

 

美肌のために、自分なりのストレス解消法を見つけて、

タバコを止める努力をしてみましょう。

 

 

 

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