透き通るような白い肌は、若さと美しさの象徴のようなものですが、
ある年齢を過ぎると肌のトーンが暗くなり、
老けた印象を与えるようになってしまいます。
このような症状は肌のくすみによるものですが、
その他、乾燥肌、シワ、シミなど、女性としては誰もが、こうした老化を防いで、
いつまでも若さを維持したいと願うことだと思います。
人間として生きている限り老化は絶対に避けられないことですが、
それでも正しいエイジングケアを行い、日々努力していれば、
少しだけでも老化を遅らせることができます。
そこで、まずは、くすみの原因です。
ターンオーバーの乱れや乾燥、紫外線などから、
さまざまなことがくすみの原因として挙げられますが、
その一つに血行不良もあります。
肌の色は、皮膚の中に流れる血液が大きく関係していますが、
夜更かしを続けて寝不足の状態でいると、血行が悪くなり、
くすみにつながってしまいます。
このような血行不良は、まず、しっかりと睡眠を取り、
栄養バランスの良い食事を規則正しく摂ることが必要で、
積極的に運動することも必要です。
ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動は、どこでも気軽に行えるので、
時間に余裕がある時は積極的に運動するという生活習慣を身に付けましょう。
次は乾燥肌対策です。
本来、健康的な肌は肌内部の角層に約20%の水分が維持されていますが、
水分量が20%以下になると乾燥肌ということになります。
乾燥肌になると、シワができやすくなったり、潤いが失われているので、
どうしても老けた印象を与えてしまいますし、
バリヤ機能も低下するので肌荒れを起こして老化を加速し、
ニキビやくすみなどのトラブルの要因にもなります。
この乾燥肌対策のスキンケアとしては、
洗顔後にしっかりと潤いを与えて保湿することが大切です。
ですが、化粧水だけたっぷりとつけて満足し、
本当の保湿の意味を間違えている女性が少なくありません。
成分の大半が水でできている化粧水は、つけたばかりの時はいいですが、
時間が経てば水分は蒸発してしまいますので、保湿したことにはなりません。
本当の保湿とは、保湿成分のセラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸などが含まれた
美容液を使用して保湿することです。
肌の水分が失われるのは、肌内部に存在する保湿成分が失われて、
水分を維持できなくなるためなので、
この失われた保湿成分を補ってやればいいわけです。
そして、紫外線対策もしっかりと行いましょう。
紫外線は肌老化の原因の60%以上を占めていると言われており、
シミ発生の原因になります。
僅かな時間の外出でも、日焼け止めを塗り、帽子をかぶり、
日傘を使うなど紫外線対策を忘れないようにしましょう。